結婚5年目小梨
私29歳 特殊薬品の製造主任 年収900万
妻27歳
妻とのであいは見合いです
見合いとは言え一目ぼれしました。妻も同じだと言ってくれました
すぐに式は挙げず、恋愛期間を1年設けて
お互いの愛情を確認し結婚しました
しかし見合い前から妻は不倫をしていました
それは事前に興信所に妻の身辺調査依頼をしてわかってました
それでも私は妻に惚れていてなんとか結婚すれば
相手とも切れると信じていました
ところが結婚しても関係は続いていました
相手が既婚者で妻の元上司
妻の日記に間男からの指示で結婚することを決めたようです
そうすればお互い既婚同士、妻も不倫を気兼ねなく出来るということです
ここでこんな事書けばヘタレや馬鹿だと言われるでしょう
私は本当に馬鹿だと思います
それでも妻を愛しています
妻との行為は結婚してから
1年は週一ありました。妻の日記には間男に操を立てていると嘘をついているようでした
しかし、自分の雌を取られた雄は感がいいのか
間男からの詰問にあい、妻は自白
私と行為をしているとバレました
間男からは別れると言われ、泣き縋ったことを書いてました
なんとか間男の機嫌を取り戻し、2ヶ月後に不倫再開
妻は今度こそ間男の指示通り私とはレスになりました
私は分かっていたので行為を求めることはしませんでした
妻も妙に思いながらも安堵している事を日記に書いてます
結婚して3年目に妻が身ごもりました
間男がその時だけ「我慢してやるから、間抜け(私のこと)としていい」と
托卵を指示
妻は悩んだ挙句、私に行為を誘ってきました
私はすぐに「托卵」と気づき、それでもいつか妻が私の元に来てくれると信じて
その誘いを受け取りました。私は妻と間男の子を育てる決心までして
しかし妻が事故起こして意識不明に
間男とホテルに行って帰るときにです
事故は間男が運転していて車の中でズボンを脱ぎ妻に口でさせていた時に操作ミス
事故相手は4トントラックに正面衝突
妻は意識不明で入院。間男はさっさとその場から消えました
運悪く相手は右寄りの方で怪我をしていて、トラックはラジエター等破損し、
私のところに追い込みをかけてきました
私は運転していた間男の所在を教えました
事が明るみに出た間男は自己相手に損害賠償して
事故から逃げたことで逮捕。間男夫婦は離婚しました
妻は1週間経っても意識不明。子供は流れてしまい
目を覚ました時、なんて話そうか悩んでいました
妻は10日後に意識が戻り私の顔見るなり泣き出しました
起きたばかりでまだ声もでない状態でしたが
口をパクパクさせながら「ごめんなさい」と言っていることはわかりました
妻は事故で左足切断。顔も頭蓋骨骨折、脳内出血で頭が凹んでいます
目も衝撃でガチャ目になってテリー伊藤より酷い顔になっています
それでも3ヶ月入院し、それから半年かけてリハビリしました
その間は私も妻も「不倫」のことには一切触れずにいました
妻は退院後、間男に連絡取りましたが、
間男は事故も間男夫婦の離婚も全て妻のせいにして逃げました
妻は悲観に浸り一切話さなくなりました
私はそんな妻を支えていきました
そのかいあって妻の心は私に向いてくれました
妻の心が私に来てくれること
これが私が一番望んでいた事
いや一番望んでいることだった・・・
私は心が壊れていたのか、私に愛を囁く、そんな妻を見て失笑しました
「なぜこの女はここにいるのだろう?」
「この女は誰?」
「この女は誰に愛していると言ってるの?」
「妻は」「間男」を愛していて当然
いつの間にか私の心は妻を諦めていたのだと思う
失笑後、私は能面のような無表情な顔になっていた
そんな私を見て妻は全てを悟ったようで
見合い前からの間男との事を話し始めた
私は経緯を話し始めた妻の言葉を遮り
「結婚前から知っていた」と言った
妻は事故が原因でバレたと思っていたので
ものすごく驚いて、しばらく口を開けたまま黙っていた
妻は「じゃあなんで私と結婚したの!」泣きながら聞いてきました
私は「一目惚れで、愛していたから」と答えた
決して「愛しているから」とは答えなかった
もう愛情など欠片もないとわかったから
その日は妻を寝かせ、私はひとりリビングで
酒を煽りながら見合いから今までの婚姻生活を振り返ってみた
やはり私は妻に対する愛情がないことを確信した
翌日妻の実家に向かい、離婚する旨を伝え
役所に行って離婚届をもらってきた
帰宅すると妻が食事を作って待っていた
とりあえず食事を頂いた
食事が終わる頃に妻から
「騙してごめんなさい。今までありがとう」と大粒の涙流しながら謝罪
そんな妻を見ても私の心は全く揺れない
むしろ段々嫌悪感を抱いていきました
妻は「もし、あなたさえ良かったら、、、もう一度チャンスを下さい」
私はこの一言でキレてしましたした
間男には制裁するが、妻だけはそのまま離別しようと思っていましたが
妻にも制裁を与える決心がつきました
更に翌日、私は弁護士に連絡し
離婚調停の依頼をしました
そのときは、5年目の記念日から2週間経ったころです
妻に結納から挙式の費用800万
慰謝料500万(間男の子を妊娠して、托卵を企てていたこともあったので)
財産分与は結婚前から破綻していたこと、もともと騙していた事で無しに
間男には不貞行為の慰謝料500万
騙していたことの賠償として500万
事故の時に逃げたおかげで右寄りの方から受けた損害の賠償250万
以上をダメもとで請求しました
もちろん裁判まで行くつもりでした
結局妻からは
結納、結婚式費用800万
慰謝料300万
そして離婚
間男から慰謝料200万
事故の損害賠償100万で決着がつきまいた
そして離婚してから妻と間男が事故の件でもめにもめ
間男が妻に賠償として3000万支払うことになりました
その中から妻は間嫁に300万の慰謝料を払ったそうです
もちろんそれで私にも一括支払いました
妻は残りを私に全て託すと、恋人や夫婦でもなくていいから
「妻を一番大切にしてくれた」私のそばにいさせてくれと
見合いから婚姻期間合わせて6年間の罪を償わせてくれと申し出てきて
現在は私の身の回りの世話をしてくれてます
行為もしていますが、妻は事故のせいで不妊症
一生子供ができないからだになってます
私の両親はすぐに妻を捨てて新しい人生を歩めと言われています
私もそう思います。
どんなに殊勝なこと言っても、裏切った事実は変わりません
もうこの女に対する愛情は一切ない
優柔不断で断れなかった自分を恥て
私は再び見合いを受けました
そしてその方と話がまとまり(前回の離婚理由も含めて全て話してます)
婚約へとなりました
そのことを元妻に伝えると
元妻は黙って家を出ていきました
その晩、元妻両親から電話があり
今までのことの謝罪、離婚後もそばに置いていてくれたことのお礼を言われました
私もこれまでのことのお礼を言い(離婚した事の謝罪は一切言わず)ました
それから1年後、私は再婚幸せに暮らしています
元妻が自ら絶った知らせが来ましたが
何も感じませんでした
帰って清々しい気持ちになり、これで私の中の闇も消え
やっと本当の人生が始まるとムネをなでおろしました
「人の人生を左右するような騙し方すると
地獄に落ちる」
これから生まれてくる子供に言って聞かせようと思います
長々と拙い文すみませんでした
これが私が経験した離婚騒動です
元妻は、片足で私の世話をしてました
義足進めてたのですが、慰謝料等でお金が無いからと
こんな言い方もなんですが、身体障害者手当等受けて
保険内で出来る限りの義足等を調べて紹介しました
結局元妻はつくりませんでしたが
自分で座布団や棒っきれで義足もどきを作って生活してます
夕飯作るのも高い椅子に腰掛けて作ってました
多分私は、足のない妻を見て冷めのだと思う
心のどこかで「浮気していて良かった」と思うところがあります
逆に、五体満足で浮気進行中だったら
まだ嫁に執着していたかもしれません
私は、こんな私が時折キチなのでは思ってしまします