私「近くに有名なあんみつのお店がありますけど、 あんみつじゃ……」上司顔がパアァア!

先日定年退職した上司のこと。
基本は内勤なのだが、月に1、2度、
上司と私とで得意先回りをしていた。

とあるお得意さんのところへ行ったら、
緊急事態が発生したので1時間ほど
待ってくれと言われた。
 
会社に戻るほどの時間はないし、
お得意さんの玄関で
ぼーっとしているには長い。
 
喫茶店でも
入ってようということになったが、
周りに適当な店がない。


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私「そういえばこの近くに、
有名なあんみつのお店がありますけど、
あんみつじゃ……」
 
ふだんは寡黙な上司、
かつて見たことがないほど
顔がパアァア!と輝く。
 
「あんみつ!!!!!(私)さん
一緒に入ってくれるの?」
 
私「え……(上司)さん、
甘いもの召し上がるんですか?」
 
「酒も飲むけど、甘いものの方が
ずっと好きなんだ。特にあんこに目がない」
 
何年か一緒に得意先回りしてたけど、初耳。
上司、あんみつを喜色満面で
頬張りながら饒舌になる。
 
「いやあよかったあ、男が1人でこういう店、
入れないからね。うちの(奥さん)は恥ずかしいって、
一緒に入ってくれないんだ。
買って来てはくれるんだけど」
 
「甘味屋の中ってこうなってるんだ、
やっぱり女の人ばかりだねえ」
 
「おいしいー、有名な店なの?
よく知ってたねえ。寒天うまいー、
これだけでもイケる」
 
おごってもらってしまった。
店を一歩出ると、
再び寡黙で厳しい上司の顔に戻った。
 
私はよい部下だったのでww、
以来得意先回りに出る時は、
ネットでその周囲の甘味屋を調べておいた。
そして上司のおごりでおいしいあんみつや
小倉アイスやモナカやどら焼きを
食べまくったwwww
 
定年退職の日、上司しみじみと
 
「これで甘味屋に入る
大義名分がなくなってしまった……」
 
上司の奥さんが、
恥ずかしさを克服して上司を
甘味屋に連れて行ってくれるといいのだが
 
 
引用元:チラシの裏【レスOK】四枚目
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