綺麗な夜景を見ながら食事することに憧れがあった。彼にお願いしたら東京タワーが目の前の 2階席のレストランに連れていかれた

私には密かな憧れがあった。
トレンディドラマ(古いw)に出てくるような
綺麗な夜景を見ながら
彼氏と二人楽しく過ごすというもの。

そして昔すごく好きになった人が居た。
社会人5年目くらいのころ。
付き合って半年くらいして私の誕生日が来て、
リクエストを聞かれたから
「プレゼントは要らないから
綺麗な夜景を見ながら食事したいな」
ってリクエストした。
そしたら東京タワーが目の前の
2階席のレストランに連れていかれた。
東京タワーは目の前過ぎて全然見えなかった。

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「ここすっごく調べたんだよ~
料理がめちゃ美味しいらしくてさ!
雰囲気もいいでしょ!」
(違う…そうじゃない、そうじゃないんだ…!)
と思いながら、確かに食事も店内雰囲気も良かったし、
調べてくれたのが嬉しかったから何も言わなかった。
確かに料理も店内の雰囲気も良かった。

その翌年の私の誕生日、
またリクエストを聞かれたから、
「東京の夜景が一望できるようなところにある
お店で楽しみたいな。憧れがあるんだよね」
みたいな感じで再度伝えた。憧れの話も少しした。
そしたら豪華な会員制っぽいレストランに連れていかれた。
ただし内部で窓なし。勿論夜景なし。
高級そう過ぎてその時も文句言えなかった。
(普段のデートで
そんな高そうなところ行かないから余計に)

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それからまた次の年、私の誕生日が来て、
「まただけど…」と前置きして再度リクエストした。
綺麗なところじゃなくていい、
夜景を見ながら楽しく食事がしたい。
前年の時は夜景がなくて少し悲しかったと伝えた。

当日、「今度は大丈夫だから!」と連れていかれたのが
確かに最上階にある、夜景を売りにしているレストラン。
「おお!」と思ったら、
食事席は何と一番フロアど真ん中、
もちろん夜景は一切見れない。
「ここ夜景綺麗なんだよー」と言いながら、
真冬なのにテラスに出始めた彼氏。
私は薄手ワンピースだから寒い寒い。

結局夜景はちょっとしか見れないまま
レストランを後にした。

私はただ綺麗な夜景を
好きな彼氏と二人で見て楽しみたかったんだ…。
それ以外にもずれたところがあって、
それが結局彼が自身の理解する範囲を超えようとしない、
相手を慮ろうとしないところだと気づいたとき、
何かすーっと冷めた。

友達からは
「夜景ちょっと見れたんだったらいいじゃん」
「心狭い」とか散々言われたけど
私にとっては大きな要素だったんだよ…。
大きな要素であることを伝えても
実現されなかったところに、
意思疎通できない宇宙人的な怖さを
感じてしまったんだよ…。

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