子供時代と、大人の今、2つの修羅場。
まずひとつめ。
当時、9才の兄、5才の私の下に妹が生まれた。
男の子もびっくりのやんちゃ者だった私、
退院してきた母と赤ちゃんに大興奮。
同級生にわりと妹弟がいる子が多くて、
私もずっと妹か弟がほしかったから、もうものすごく嬉しかったのを覚えてる。
で、大興奮した私は帰ってきた母と妹を見るなり、
妹のベビーベッドで跳び跳ねて足を骨折、額を7針縫う、
ベビーベッドを折る。
折ったベビーベッドに足をとられて転んだ兄も、
アゴと目の横を3針縫う。
ちなみに兄はやんちゃではなく、
どちらかというと学級委員タイプ。
このときも、私を止めに来て転んだらしい。
退院した母は、そのまま私と兄をつれて病院へ。
総合病院で産んだので、
そのままとんぼ返りの形で恥ずかしかったとのこと。
その後大人になり、妹の婚約者との顔合わせ。
そうか、妹も結婚かーと感慨深い気持ちになり、
兄とも「もう骨折と縫うのはやめようねwww」
と笑い合って、和やかに妹たちを待った。
豪雪地帯のためけっこう雪がつもり、
スーツ姿で雪に不馴れな婚約者さんはかわいそうだということで、
兄のジャージや長靴をもって迎えにいった。
ついてちょっと挨拶して、話しながら駐車場に向かう途中、
婚約者さんいい人そうだなーと思った瞬間、雪に埋まった。
田んぼに落ちたんだよね。兄のジャージや長靴もびしょびじょだし、
ひとつなくした。
私も生き埋め状態になって、婚約者さん大慌て。
その後、名誉挽回しようとするも母や妹に
何もしないでと言われてしまい、仕方なく兄の子供たちと
外で遊んでいたら、雪に埋まった
有刺鉄線に気づかず突っ込んでしまい、けっこうな流血。
腕をぱっくりやってしまい、白いのが見えていたので
皆に呆れられながら救急車を呼んだ。
結局16針縫って、今も傷残ってる。
妹の結婚はそのまますすんだからよかったけど、
兄の子供たちはあれから雪が怖くなってしまったらしく、
帰省しても外では遊ばないし、雪の中は、
誰かの通った道しか通れない。
私のというよりは、私のせいでまわりの人が修羅場になる。
なんか昔からおっちょこちょいなのか、
大ケガが多いんだ。
妹のことは本当に可愛くて、何度も助けようとか
笑わせようとか何かしようとして、私が大ケガしてるw
兄の子供たちもすごく可愛いんだけど、
雪の中の流血はかわいそうだったなぁと今さら。
かき氷苺味も一時期食べられなかったらしいし。
病院に行くことが多かったから、
医者や看護師に憧れてたんだけど、
こんなんじゃ患者さんをしなせると言われて、
今は店員だよ。
それも陳列の什器につっこんで縫ったことは
2,3回ある。もう縫ったり骨折程度じゃ誰も驚かないけどw
こんなんじゃ子育ては怖すぎるから子供はいないし、
義父母にも介護はしないでと断られてるw