恋焦がれてた既婚イケメン先輩に助けてもらってご飯に行くことになったが

若かりし頃、社内でも有名なイケメンに恋焦がれてた時期があった。
夢にも出てきたし、たまに2人きりで話してるときなんて、
頭がおかしくなるんじゃないかっていうくらい
ドキドキして、まさに人生初の大恋愛だった。
一回り年上なんだけど、フットサル部のエースで若々しくて、
笑うとすごく可愛かった。

でも彼、既婚者だったんだ。
結婚指輪をしてたから、もちろん最初からそれは知ってた。
イケメンであるのと同じくらい愛妻家でも有名だったから、
最初から何も望んでなかった。

ある日、退勤時に車に乗ろうとしていたらパンクしていた。
タイヤ交換なんて教習所で習った以来したことなくて、
半泣きでタイヤを外そうとしたけど外れず、
四苦八苦していたらイケメンが来て、あっさり交換してくれた

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もう頼もしいやらかっこいいやら、
とにかく嬉しくて、勢いに任せて
「お礼に何かおごらせてください」と言った。
そのときもう22時を過ぎていて、
田舎なのでラーメン屋しか開いてなかったのでそこに行くことになった。
私のおごりって言ったのに結局おごってくれて、
もう夜中なのにがっつりチャーシュー麺頼んでいて
とにかくそういうのが全て男性的に見えて「素敵~」となった。

そこはネギがセルフサービスなんだけど、
彼がトングでネギを取ろうとして、ぽろぽろ落とした。
「タイヤ交換できるのに、不器用なんて可愛い~」と思った。

なのに、席について割り箸を割るのに2回失敗し、
更にその後箸を落としたのを見て冷めた。
ラーメンのすすり方も子供みたいにへたくそで、冷めたというか引いた。
口いっぱいに麺をほおばりながらしゃべるのにも引いた。
いつもなら別れ際に寂しくて胸が痛くてたまらなかったのに、
その日以降、そんな感情出てこなくなった。

せっかくタイヤ交換してもらったのに、ごめんなさい。

社内でも有名なイケメン既婚者で
後輩が困ってたら助けるくらい人格イケメンでもある。

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