仕事の待ち時間中に書き逃げ。
ほぼ夜勤で平日休み。
年末年始GWも土日祝日もない底辺仕事の俺が、昨日誕生日だったんだ。
帰宅時間は日によってまちまちで明け方から昼前になるんだけど、
誕生日の日は帰宅したのは朝の5時半くらい。
当然嫁は寝てる時間だから、そーっと中に入ったんだ。
そしたら、リビングの電気がついてるんだ。しかも、
がさごそと物音がする。
小声で「ただいま」というと、リビングの入口から
「お、おかえり!早かったね」と、上ずった声でいってきたんだけど、
何故かソワソワしてる。仕事の鞄を受け取って、先に風呂はいれとか指示出してくるから、
やましいことしてるのかと思ってリビングに直行したら…
(リビング向かってる時「あーーーー!まだだめ!」って焦ってて、正直俺もびくびくしてた。)
そしたら、裁縫箱広げて飯の時テーブルの上にひく布にドラクエの刺繍してんの。
「あと少しで完成したのにー・゜・(つД`)・゜・」
と、ベソベソしながら、誕生日おめでとうって
そして伝説へっていうドラクエの日本酒くれた。
俺、筋金入りのドラクエ好きだからスッゲー感動したんだ。嫁!ありがとう!
数日浮かれっぱなしだから、また自慢させて。
無理やりリビング入っちゃってごめんなさい…って言ったら、
「もーいいよ」って許してもらった。
後日話を聞いたら、嫁は仕事から帰ってきてから
【家事→裁縫→睡眠】って感じで寝る時間割いて作ってくれてた。
1日だいたい寝るのは3・4時間とか。誕生日当日は、
完成させるために一睡もしてなかった。
酒はネットでしか買えないから、実家に送って取りに行くとかしていたよ。
もうさ、俺は休みも少ないし何もしてやれてないのにありがとうって素直に伝えたんだよ。
そしたら嫁はさ
「いつも二人のためって言って頑張ってくれてるじゃん。
毎日私が寝てる時間に仕事で行って無事に帰ってきてくれるのが一番嬉しいんだよ」
とか言ってくれるんだよ。
恥ずかしい話、それ言われてぼろぼろ泣いちゃった。
もう、絶対幸せにしてやるんだって思った。
これからくる嫁の誕生日と、結婚記念日は俺が喜ばせるようにがんばる。
嫁がんばるよ俺!