先輩が泣きながら  「俺にはこの仕事しかないんだ。家族を養わなくちゃいけないんだ。報告しないでくれ」

仲良かった会社の先輩に持病があった。
突然泡吹いて倒れる病気。

・先輩は機械のオペレーターだった。
・一人で危険がある機械を動かす仕事だった。
・倒れてもすぐには発見されない職場だった。

その危険性を会社に報告しようとした。
先輩が泣きながら
「俺にはこの仕事しかないんだ。
家族を養わなくちゃいけないんだ。報告しないでくれ」
と、俺に頭を下げた。
悩んだ末に俺は会社に報告しなかった。

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俺は転勤した。
その後、先輩が職場で倒れ、亡くなった。
葬式で奥さんと娘さんの顔が見れなかった。

俺は心を病んだ。
会社を辞めた。
今でも悔やんでも悔やみきれない。

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久々に薬を飲んだので泥のように寝てしまいました。
見知らぬ土地に着任して、
先輩が仲良くしてくれた事、
先輩の娘さんが俺になついてくれた事、
奥さんが手料理を作ってくれて家族団欒を味わえた事、
俺が転勤する時に先輩が泣いてくれた事…

俺は恨まれても良いから生きていて欲しかった。
生きていてくれないと恩返しが出来ない。

先輩のせい、なんて事はありません。
全ては俺の行いと、心の弱さのせいです。

でも最近は心の病気もよくなりました。
通勤用の自転車のペダルが急に重くて踏めなくなって、
自転車に乗れなくなったんですが
一昨日、自転車にまたがったら普通にこげました。
寝る事に対する恐怖もだいぶなくなりました。

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