私25歳、元男29歳、付き合って約3年半。
プリ子確か23歳、プリ男不明
結婚2年目の夫婦、一男あり
しばらくこれと言って大変な問題もなく、
ダラダラと付き合ってきた私と元男。
なんとなーく親にも挨拶してて、
なんとなーくこのまま結婚だなーって思ってた。
ところが段々元男の様子がおかしくなり、「女か」と直感した。
中々言いだせず、毎日モヤモヤしたり泣いたりしてたんだけど、
ある日、元男から別れ話が出た。
やっぱり女だった。
しかも驚いた事に相手は既婚者で、
しかも元男が相手女を妊娠させてしまっていた。
相手女(プリ子)は夫と別れて元男と結婚する事、
プリ子とプリ夫の間に出来た2歳の男の子も引き取る事が決定済み。
私元男両親ともに色々ともめたが、
私は姪っ子がおり、それはそれはかわいがっていたので
「一番に考えるべきは子供、子供には罪はない、
大人の都合で子供を不幸にしたくない、
生まれてくる子供だって私の姪の様な温かい家庭と、
優しい両親と祖父母に愛されて育った方がいい」と
それはそれはかっこいい事を主張し、それぞれの両親をなだめて別れた。
でも「子供には罪はない(キリッ」とか言っておきながら、
子供が生まれたと思われるあたりでは
「元男のそばに居て、元男の子供を産んでたのは私だったのかもしれない」
って思っちゃって
一時期鬱状態になったが、家族の支えもあって立ちなおる事が出来た。
そんな事があってから約2年後、私の家の最寄り駅で元男と会った。
「何でこんな所に…」と思ってさっさと逃げようとしたが、
元男は私の事を待っていたそうで、
手を掴まれて「話したい」と言われた。
すっごく複雑な気持ちになってボロボロ泣いてしまったが、
さすがに人の旦那を女一人暮らしの家には入れたくない。
なのでズタボロのままファミレスへ。
席についても元男が話そうとしないので「話って何?」とふると、
すっごい事になってた。
要約すると、女の子が生まれたそうだが
(元子ちゃん)父親は元男じゃない。
かと言ってプリ夫の子でもなく、
元男と同時進行の浮気相手の子供らしい。
で、それをプリ子は認め、元男に
「ATMらしく金出してりゃいい」と言われたそうだ。
プリ子親は「プリ子が信じられないのか!」と逆に元男を恫喝。
プリ子後ろで泣き真似。
「離婚してもいいよ。でも慰謝料と養育費はがっちり頂きます」
と宣言。
プリ子親「そーだそーだ名誉棄損だ」とエール←イマココ状態。
マジで目ん玉飛び出るかと思った。
ゴチャゴチャの頭整理して、
「それなら弁護士立てて、裁判でも何でもしたら
逆に慰謝料貰えるじゃない」と言うと、
「でも俺貯金とか全部嫁に握られてて…
親もあの時の事で縁切られてて…
弁護士とか裁判ってお金かかるでしょ?
すっごく困ってて…」
そこで上目使いで私をチラ見。
こいつ、よりにもよってこの私、
よそに子供出来たからってポイ捨てした私に!
精神病んでズタボロにさせた私に!立ちなおったばかりの私に!!!
上目使いで、金の無心にきやがった!!!!!!
冷めきってたのが残念だったけど、コーヒーぶっかけて
「誰に言ってんの!私がどんだけ辛かったと思ってる!?」
「私見てどう!?老けたでしょ!
通りすがりの人がぎょっとする位ひっどい顔になったんだよ!!
あの後15キロもやせたんだよ!
髪の毛染めてるんだよ!白髪が一杯出たから!」
「そっちが勝手によその女に手を出して、その結果でしょ!」
「いい年して何その顔気持ち悪い!!死ねば!?」
「そーだ死ねよ!家の親と、てめえの親にしっかり謝ってから市ね!!
さんざん泣かせて、苦しめて、悲しませて、
縁切らせるような真似してごめんなさいって言って、
土下座してからどっか行って一人で市ね!!」
「元子ちゃんがこんな情けないクソ男の娘じゃなくて良かったなー!!
母親はユル三股クソ女で、父親がこの情けない屑じゃね!
でも本当の父親もクソだろうけど!!」
「本気で嫁と別れたいなら腎臓でも売ってこいや!!」
んで千円札叩きつけて、茶色くなって
俯いてシクシク泣いてる元男をほっといて帰った。
帰り道、涙も出なくて何かむしろ怒りが大きかった。
妙に頭ハレバレしてて、
「あんな奴の為に苦しんだなんてバカか私は!」とか思ってた。
それから一カ月位したかな…
私宛に会社に電話かかってきて、「誰だろ」と思いながら出たらプリ父だった。
ろくな挨拶も無しに「あなた今更復讐ですか!」だって。
「はぁ?」
「いいですか、私の娘のした事はたしかに褒められる事ではありません。
しかしだからと言って、すでに家庭を持った相手を誘惑するなんて。
それは立派な不倫です。こちらはいつでも裁判をする用意があります。
あなたのしてる事は娘だけでなく、私の孫たちをも苦しめています。
もう一度言います。こちらは裁判の用意があります。
裁判になれば、あなたにとって不名誉な記録が残り、
今後の人生を大きく左右するでしょう」
丁寧な口調だが、明らかに怒りをこらえている感じが
ひしひしと伝わってきた。
で、私と言えば
「はー、元男動いたか。実家にでも頼ったんかな?」とか思ってて、
プリ父に「失礼だが、私の話をご理解いただけてますか?」と言われた。
んで「はい、いきなりで驚いてます。
挨拶もろくになかったのでいったいどこのどなたかと思いまして。
えっと、プリ父さんですよね?
あのひっじょーに股間節の柔らかい娘さんのオトウサマ。
行為大好きクソ女はお元気ですか?」
ふと周りを見たら同僚が固まってたwww
なので「あーほら、あのバカ男が結婚したあの親父www」
と笑顔で、受話器を抑えずにいい、にっこり笑ってピースw
同僚たちとたんにwktk顔になるww
プリ父はワーワー言ってたんで
「でもクソ女は認めますよね?だって夫が居るのに、
行為するためにたった2歳の我が子を家に一人放置して、
男と会って、妊娠したんだしwwwww」
プリ父一瞬黙ったが
「非常に不愉快だ!名誉棄損で訴える!!」と来た。
「ご自由に。さっきの言葉そのまま返します。
不名誉な記録残って今後の人生左右されますよw」
「つか、何の話?私と元男さんが今更付き合ってるとでも思ってるんですか?
誰があんな行為大好きクソ女に引っかかったバカ男に執着するかって話ですよ。
確かに先日一度だけ会いました。駅で待ち伏せされて。
事情を聞かされて、裁判したいから金貸してくれって言われて断りましたが?w」
「それとももう向こうから裁判でも起こされてるんですか?w
堂々と胸張って裁判でたらどうです?
お孫さんは元男さんと娘さんの間に出来た子供だと確信してるんでしょう?
それを法の場で証明するいいチャンスですよ?」
「証明して、少なくとも元男さんに対してはクソ女じゃなかったとなってから、
私を訴えたらいいと思いますが。」
「すでに問題は私とは全く関係の無い所で起こっています。
なぜここ数年間で、つい先日数時間会っただけの人間の問題を私に?」
「そんな事実がないにもかかわらず、
勝手に人を不倫相手呼ばわりですか。
自分が簡単に不倫するから、
人も簡単にすると思ってらっしゃるのですね、クソ女は。
それこそ名誉棄損ですよ。分かってる?」
もう戦闘モードになった女は止まれないw
同僚も女しかいないもんで超盛り上がってしまった。
オンナコワイネー
電話たたっ切られた後、同僚とゲハゲハ笑ってその日はたっぷり飲んだ。
後日、一応元男の実家に電話して事情を話してみた。
そしたら何度も謝られたけど、元男に金の援助はしていないそうだ。
プリ父から連絡が来た時には
「もう縁を切って親でも子でもない。好きにしてくれ」と言ったみたいよ。
だとしたら借金でもしたのかなーって思ってた。
結局プリ子家からの凸は何もなかった。
私はこの戦闘モードが続いてたのでwktkで待ってたんだがwwww
それから多分更に半年くらいして、
アパートの契約更新を機に引っ越した。
で、郵便の転送先は実家にしてたんだけど、
そこに元男からの手紙が届いた。
友人や上司に金を借りて裁判をしたらしく、
親子関係には無い、と認定されたそうだ。
そして慰謝料貰って離婚。
「私さんには大変ご迷惑をおかけいたしました事を心よりお詫びいたします。
あなたに借金の申し込みをしに行った事で、
私はあらためて自分の矮小さに気が付きました。
これから私は自分の事を誰も知らない土地へ行きます。
私が言えることではありませんが、
私さんにだけは幸せになってほしいと願っています」
とあった。
ガス台で手紙燃やして、戦闘モード終了。
今も一人です。