小3の時に教育実習生が来た「私ちゃんが可愛くて優しくて好きでした」

私の小学校は1学年1クラスずつしかない小さな学校だった。
小3の時に教育実習生が同時に3人も来て、
そのうち2人が男性、1人が女性だった。
(例年、実習生は来ないか、来ても1人だけ)

実習生のA先生(男性)は私の学年担当だった。
A先生は児童とよく遊んでくれてテンションの高い
愛想の良い先生だった。

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他の実習生も担当の学年は違うが
縦割り遊び(1年から6年生が各学年1人ずつグループに入って遊ぶ)や
休み時間や放課後(5時まで運動場が開放されていた)に一緒に遊んでもらうなど
児童全員が接点があったと思う。

実習最後の日にA先生がクラスの1人ひとりに手紙をくれたのだが、
私への手紙は

「最初の日私ちゃんを一目見て以来、私ちゃんが可愛くて優しくて好きでした。
永遠に愛しています」

といったことが書いてあった。
なぜか私への手紙にだけ当時女子に流行っていたシールが
何枚か同封されていた。

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その日に行われた縦割り遊びでも、もう2人の実習生が私に

「A先生は私ちゃんの話ばかりしていたよ。」
「私ちゃんと結婚したいって言ってた」
「私ちゃんが理想の女の子なんだって。」<

と微笑ましそうに話しかけてきた。
A先生は「やめろよー、恥ずかしいだろ。」と照れていた。

私は「え!?」と驚いたが、実習生達がふつうのテンションで、
その場にいた担任(おばさん)も「あらー、よかったわねぇ。」
「私ちゃん可愛いもんねぇ(この先生は誰にでも可愛いを連呼する)」
という反応だったので、結婚したいって本気で言ってないよねと
特に気にしなかった。

しかし、今にして思えば手紙の文面がキモすぎるし、
冗談でも児童に「愛している」と手紙に書いたり、
「結婚したい」と言うのはおかしいと思う。

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