中学の時いじめっこに無理やり文化祭で演劇をさせられた

中学の時、クラスのリーダー格で私の事を目の敵にしてた女子がいたんだけど
三年の文化祭の時クラスで演劇をやることになって 裏方と舞台で演じる側とに別れる事になった
私は裏方を希望したんだけど、その子とその取り巻きに仕組まれて 無理矢理役側にさせられた
いじめっ子と取り巻きは監督的な立場に。

私は他の子に比べて声が小さかったので(声量が少ないので張り上げても小さい)
いじめっ子は 毎回「喪女さんの声聞こえなーい!」「喪女さんやる気あるのー!?」って、
私の他にも失敗したり、ふざけたり 声の出てない人だって
沢山いたのに何も言わず私の時だけダメ出しの嵐。
終いには皆の前で「喪女さんが皆の足引っ張ってるんだよ!?分かってるの?
みんな一生懸命やってるのに!」とまで、わざとらしく涙ぐまれて言われて
私はステージの上で惨めで泣きたいの必死でこらえて練習した

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私に友達はいなかったけど、さすがに見かねた一部の子達が
「喪女さんは頑張ってるよ…」と裏方でなぐさめてくれたけど
やっぱりいじめっ子グループの圧力で表では何も言えない状態みたいだった。

そんな地獄の練習を重ねて本番当日、

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劇の内容はギャグ満載で受けを狙った劇だったのに、
皆セリフをぼそぼそと喋ってて
肝心なシーンでも笑いを全く取れない中、
唯一私が体と声を張ったボケセリフで観客の皆が笑ってくれた

劇の感想掲示板では「〇組の〇〇役の人がおもしろかった!」
「喪女さんの演技が上手かった」とそれなりに好評価ももらえた。
文化祭締めのクラスミーティングで担任が
「今年の劇は喪女さんの演技が凄く良かったです、他の皆は…
殆んど何喋ってるのか分からなかったけどね(笑)」
って言ってくれた
もちろんいじめっ子は全くおもしろくなさそうな顔してました
私に大恥じをかかせるつもりが こんなことになろうとは思いもしなかったろうから。

あなたのしごきのお陰でベスト演劇賞まで頂きましたよ。

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