息子の通ってる小学校で「怪しい人を見たら子供110番って書いてる家に逃げるように」「みなさ~ん!朝通学途中に地域の皆さんに挨拶してますか~?」

以前、息子の通ってる小学校で「子供安全フォーラム」っていうのがあった。
2部制になってて第一部は地域の諸団体や警察などが一緒になって子供達に

「怪しい人を見たら子供110番って書いてる家に逃げるように」
「怪しい人に声かけられたら大声で助けを求めるように」
「怪しい人に絡まれてる子供を見かけたら近くの大人に助けを求めるように」

って寸劇交えて面白おかしく表現してた。

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第2部はどこかの大学教授の講演だった。冒頭に

「みなさ~ん!朝通学途中に地域の皆さんに挨拶してますか~?」
「保護者の皆さ~ん!通学途中の子供を見かけたら誰にでも挨拶してますか?」
「挨拶してる大人の方は手を上げてください!誰も居ませんね~」
「何故挨拶しないのですか? これでは子供達に挨拶しなさいって言えませんね~」
「誰彼かまわず挨拶できる地域は犯罪率が低いんです」

などなど、挑発的なこと言ってた。

一通り防犯や子供犯罪についての話があって司会者が

「先生に質問があれば挙手願います」

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って言ったので保護者の中に居た男性が手を上げて発言した。

「先生は誰彼かまわず挨拶しろっておっしゃいましたけど、現実を知ってるんでしょうか?」
「先生が講演する前の第一部では知らない人から話しかけられたら逃げろとか大声上げろとか
 警察に連絡しろとか子供達に教えてたんですよ。子供達にその整合性をどうやって持たせるんですか?」
「実際に地域の防犯協会からくる防犯メールでは夕方に公園にいる子供に 早く帰りなさい
 って声かけた大人がいたってだけで 不審者情報って流れるんですよ。
 容疑者は西の方角へ走り去ったって言われるんですよ。容疑者ですよ」
「そんなこと聞いてて他人の子供に声なんてかけられないですよ。警察に通報されるんですよ」

などなど、他の保護者が言いたかったことを全部言ってくれた。
先生はたじたじしながら

「いや、第一部の内容は知らなかった」
「実際に挨拶しあう地域では犯罪率が低いのでそれを伝えたかった」
「子供110番の家の存在はとても意味があるので否定はしない」
「子供も不審者かどうかは見分けがつくはず」

などと言い訳してたが最後は司会してた小学校教員が

「それでは先生もご多忙なので・・・」
って強制終了してた。

全然説得力ない講演だった・・・

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