DQNグループにいじめられていたがN君「テメェいい加減鬱陶しいんだよ!!次にそいつに余計な事してたらマジで殺すぞ!!」

高三生で最近なんとか大学決まった俺ですが、
感謝したいやつがいるんだけどそいつの話。

高一の頃の俺は本当にただのキモい二次オタで、
もちろん友達は同じ趣味の数人しかおらず、
絵に書いたようないじめられっこだった。

で、そのうちDQNグループに本格的にいじめられだして、
椅子が無くなるとかの古典的なやり方もされたり、
そのうち学校に行きたくなくなった。
今考えたら本当に馬鹿な話だけど、ちょっと自サツ だって考えてた。

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でもある日、俺が机で座ってたらDQNグループに囲まれて
いつもみたくちゃかされてたら

後ろから

「おい〇〇(DQNグループのリーダー的なやつ)!
テメェいい加減鬱陶しいんだよ!!次にそいつに余計な事してたらマジで殺すぞ!!」

ってドスの効いた声が聞こえてきて。
それがN君っていう柔道部で全国三位の実力の持ち主で、
普段は大人しくて誰にでも優しいタイプだったから
クラス中がぎょっとした。

俺も助けてくれたという以前に驚いてしまって、
つーかN君の初めて見るキレた顔がめっちゃ怖くて、
感謝の言葉は言えなかったんだけど
そのうちN君が話しかけてくるようになった。

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話を聞くとN君も実は結構なオタだったらしくて、
しかもかなり濃い。
さらに幼い子好きで梨花ちゃまが脳内嫁だったりと、
軽く引くくらいに。

最初の方はまだ怖くて、会話もしどろもどろだったけど
一週間くらいで本当に仲良くなった。

その頃にはいじめも完全に無くなってた。
それにN君のおかげで友達いなくて親以外との会話が怖かったけど
2年になった頃には俺も一般人レベルの会話力も戻ってた

今でも覚えてるのが、自分の事をインデックスみたいに

「不良殺し(ドキュンブレイカー)!」
「そのDQNをぶち殺す」
「でもレベル0wwww」

とか言ってたのは痛いと思ったけど本当に感謝してる。
俺にとっちゃあんたはレベル5だったよ。

それで今年、N君はスポーツ推薦で大学が決まり
俺も指定校推薦って形で一緒の大学にいけた。
もしあの時N君が助けてくれなかったら、
今頃本当にどうなってたかわからない。

まだまだ感謝したりないし、
費用俺持ちで泊まりでコミケ行くという夢も実現出来てないので
これからあの時の恩返しをしていこうと思います。

 

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