クレームで謝罪に行った先の社長が変顔するので「本当に申し訳ございm…ウブフゥッ!」

先日仕事でミスって取引先に迷惑を掛け、
謝罪に行って来ました。
社長さんは物凄く気さくな方で普段から
とても良くしていただいており、
自分が訪問して担当者と打合せしてると
社長自らお茶とお菓子3人分持ってきて
雑談始めるようなお茶目な方でした。

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社長室にノックして入室。
堅物で仕事完璧の専務さんが仁王立ちしており、
その奥のデスクに社長がいらっしゃっいました。

「この度は申し訳ありませんでした!」

と開口一番頭を下げると、
専務さんから

「お宅とは長い付き合いだけど~~」

とお説教を始められました。
こちらのミスですし全く言い訳の仕様もなく、
ひたすら「申し訳ありません!」
と聞いていたのですが・・・

専務さんが怒る後ろで、社長さんが変顔。
「本当に申し訳ございm…ウブフゥッ!」
みたいな変な声で噴出してしまい、慌ててうつむく自分。

ここで笑ったら当然専務さんブチ切れる、
下手したら取引停止かも・・・と
必死で堪え、泣いて誤魔化す事に。

社長さんは専務さんに怒られてる自分を
気遣ってくれてるんだなぁ、と考えてると
自然と涙が出てきたので、
よし誤魔化せたと思って顔を上げると、
専務さんの後ろでヅラを(わざと)ずらして
物凄い良い姿勢ですまし顔の社長さんと
目が合い、轟沈。

当然専務さんブチ切れだけど、
自分の視線が専務さんじゃなくて
社長さんを見ているのに気付いて後ろを振り向く。

「君は一体何を笑って・・・!ちょっ、お義父さん!
何やってるんですか!!」

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苗字違うから多分専務さんは娘婿なんだろうな。

そんな専務さんを社長が一喝。

「ここではお義父さんと呼ぶな!」

慌てて言い直す専務さん。

「し、失礼しました、社長」

「パパと呼べ、パパと」

専務さんも轟沈。

その後怒られてるはずなのに
和やかムードになってしまい、

「あぁもう、今回はもう良いから、次からちゃんとやってください」

と専務さんに言われて終了。
今日になって打合せで訪れた際社長さんに
改めてお礼すると、

「だって、専務の話長いしつまんないんだもん」

との事。
この会社の離職率が業界平均より
異様に低い理由が何となく分かった。
でも笑っちゃいけないと思えば思うほど
我慢できなくなっていくのが本気で修羅場だった。

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