付き合っていた社長と別れたのに妊娠していた。社長「できてた?」驚愕の事実が

数年前、友人たちと数人で会社を興し、
まもなくその中の代取と付き合うことになった。
「創業したばかりだし、仲間に気を使わせたくない」
という理由で関係を隠そうと提案され、
自分も納得して了承した。

その半年後、「仕事に集中したい」と別れを告げられた。
告白されて始まった関係だったけど本当に好きだったし、
別れたくないとその日はずっと粘ったけれど、
頑なな態度に最終的にこちらが折れた。
でも好きだったし、仕事は楽しかったので会社にはそのまま残った。
会社が落ち着いたらまたやり直そうと言われたのを信じてもいた。

会社は創業時から経営が苦しく、私と社長の二人はいつも給料(報酬)が
未払いだった。
売上が振り込まれる日の都合で私は給料日の数日後に振り込まれてはいたけれど、
社長はずっと未払い。
私は役員ですらなかったけれど、特別な関係だから甘えられてるんだろうと理解して、
別れた後の遅配も「社長が好きだから」の一心で我慢した。
経営資金として注ぎ込む社長個人の借金が限度額に達したら、
私にも消費者金融から借りるように言われた。
断ったら顔の形が変わるまでなぐられ、無理やり借りさせられた。

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ある日、実は二マタを掛けられていたことが分かった。
会社の口座に誰も心当たりのない纏まった額の入金があり、
社長に確認したら「彼女からの援助」だと。
私と付き合う五年も前からのお付き合いの人で、
私と付き合っていた時も、寧ろ今も同棲している、と。
取引先との会食と言って夕方から出かけることが多かったけど、
殆どは彼女とのデートだった。
創業メンバーみんなで出し合った創業資金も、社長は彼女に借りていた。
ここまで吐かせるのに相当掛かったけど、要は私は浮気相手だった。
それでも彼を諦めきれず、まだ会社に残った。
この辺りからもう精神を病んでいたと思う。

一年後、彼女と別れたと言われた。
その日のうちにカラダの関係を持った。
まだ好きだったし、やっと一緒になれると思うと嬉しかった。
でもよく聞けば、別れはしたけどまだ一緒に住んでいると。
頭がどうにかなりそうだった。当然付き合おうなんて話にはならなかった。
カラダの関係は三日に一度程度、最初の方は拒んだけどその度なぐられ、
せめて避妊を、と頼んでもやっぱりなぐられた。
抵抗する気も無くなっていった。
いつの間にか私の借金も七桁を超え、給与も遅配より未払いが多くなり、
返済と生活のためにアルバイトをした。
精神状態は最悪で、全てを暴露する遺書の下書きをしている時が唯一楽しかった。
時たま泊まりに来て寝ている彼の顔を見ながら、
隣でこっそり氏んだら驚いてくれるのかな、と考えていた。

それくらいの時期に、前の会社の元同僚に食事に誘われた。
この元同僚とは社交辞令で連絡先を交換していただけだったので、
急な誘いに驚いたけれど、自分の状態がおかしいのは自覚していたし
とにかく気分を変えたくて応じた。
店の前で合流した時、元同僚が驚いた顔をして
「表情がやばい、何かあったのか」と聞いてきた。
社内の話だし、相手は社長だし、会社の外聞はあるしで誰にも
相談できなかった私はもうそれで色々込み上げてきて、恥ずかしくも店の前でぼろ泣き。
慌てた元同僚はファミレスに店を変えてくれ、隅の席を融通してもらって、
時間の許す限り話を聞いてくれた。
人に話すと驚くほど心が軽くなった。超吹っ切れた。マジで私メンヘラ女乙wwwって
元同僚と笑った。

翌日から早速転職活動を始めた。カラダの関係も断り通した。
なぐられたらこっちも倍ぐらいにして反撃した。
急に人が変わったようになった私にビビったのか、合鍵もすんなり取り返せた。
貸していたお金の弁済証明書もきっちり割印まで押させて公正証書にした。
少し先になるけれど一応転職先が決まったとき、元同僚とまた食事に行った。
前回話を聞いてもらったときは遅くまで付き合ってもらった挙句ごちそうになったので、
お礼の意味も込めて少しいいお店でごちそうした。

一件落着、と思っていたが、
転職先の入社日を数日後に控えている頃に
セー理が来ていないことに気が付いた。
あれだけ辛かった時期にもきっちり周期通りに来てたので不思議に思い、
半休で産婦人科を受診したところ、妊娠が発覚。
妊娠するような時期にはもうカラダの関係も絶っていたこともあって、茫然。
会社に戻り、産婦人科の領収書をぼんやり眺めていたら社長が
「できてた?」と聞いてきた。
何か知っているのかと問えば、取り上げたはずの合鍵を見せて、
ドヤ顔で以下のように説明してきた。
・急に私が元気になったので、
念のため合鍵の合鍵を作っていた。
・夜に会いに行ったところ、チェーンがかかっていたので外から外して入った。
・寝ていたので、こっそりやって帰った。
反射的にスマホを投げつけ、
怯んだ隙に何の荷物も持たずに自宅まで走って逃げた。
当然追いかけてくるのが怖くてたまらず、
自宅に逃げ込んですぐさま別端末から母親に連絡を取り、
すぐに警察を呼んでくれるよう頼んだ。
その間にもガンガンとドアが叩かれる音がして、
母親もただ事ではないと察したようだった。
相手は合鍵をまだ持っているのでそれでドアを開け、
恐らく夜に忍び込んだときのように
チェーンを外そうとしているのを見て、慌ててドアまで駆け戻り内側からドアノブを引っ張った。
警察が来るまで何度もドアの開け閉め合戦をして耐えた。
極度の緊張状態で息もろくに出来なかった。

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警察が来たとき、民事不介入を叫んで抵抗するも引きずられていく彼を
見て怖いのと安心したので、
しゃくり上げて泣いた。
それからはあっという間に会社に放り出してきた荷物を回収して
家も引き払い、数回引っ越しをし、
公的な書類もすべてロックして完全に彼の前から消息を絶った。
採用が決まっていた会社には本当に申し訳ないけれど、
転居先からはとても通えないので辞退した。
逃げてから暫くすると恐怖よりも怒りの方が大きくなり、
会社の不正を税務署に洗いざらいタレ込んだ。
不正な経費計上・明らかに異常な福利厚生・給与の不正支給。証憑こそないけれど、
時期も人も全部覚えていたので事細かに伝えた。
それが功を奏したのか、元々もう駄目だったのか、
それから半年後には会社のHPは繋がらなくなっていた。

彼は男女関係は非常にドライで利用するだけ利用して
甘い汁を啜る性格だったと思ったのに、
明らかにもう利用できなさそうな相手になんであんなに執着していたのか
今でも分からない。

産んだよ。堕ろすことも考えなかった。
結局彼のことがまだ好きだから堕ろせなかったんじゃないの、
と侮辱されることもあったけど、
今は当時のことを知る周囲の人は夫しかいないから結構平和に暮らしてる。
逃げた後も時々様子を見に来てくれた元同僚と自然に親密になって、
結婚までしてくれた。

一晩明けて自分の文章を見てみましたが、「弁済証明書」ではなく
「弁済契約書」ですね。証明してどーすんだ。

彼のモノは小さいのか? という疑問ですが、確かに小さい方ではありました。
ですが、ストレスからくる不眠で当時はかなり強い睡眠薬を飲んでいたこともあり、
起きなかったのだと思います。
薬の服用は彼も知っていたので、起きないという自信があったのではないかな、
とも思います。

子供の顔は父親(彼)似ですが、別に毎日見ても辛くはならないのが幸いです。
当時は「結局好きだから〜」と言われたことで「誰かの遺伝子だから」という理由で
お腹の子供の存在を私が許したと思われた気がして腹が立ったのですが、
しイプであることは紛れもない事実ですし、そう言った相手も相手なりに
私を心配してくれたんだな、と思えるようになりました。
彼と子供は別人格と理解していますので、子供のことを受け入れられなくなるときが
来るとすれば、子供の人格を私が許容できなくなったときだと思っています。

ドアチェーンは腕を入れて外されたのではなく、
ドアの隙間から鍵を差し込んで引っ掛けるようにして外していました。
それからの家には防犯を売りにしているドアガードに変えています。
穴もあけずに後付けできるタイプがあるので、
家に一人でいることの多い女性がいる世帯にはもっと広まってほしいと思います。

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