彼の実家にお呼ばれ。彼母「カニ鍋よ!」食べかすのついた箸で鍋をつついているのをみて

付き合い初めて半年ぐらいなんだけど、
彼のご両親が私に会いたいと言ってるので
紹介したいから今度の日曜日に
うちにおいでよって誘われた。

お母さんがご馳走用意するって張り切ってるって。

結婚話とかはまだ全然出てないし、
ちょっと重いなと思ったので
ご両親に会うとかまだそういうの早くない?
って断ったけど
息子の彼女を見てみたいだけだと思うから
来いよって言われて
それ以上断る口実を思いつかず、彼と一緒に彼実家へ。

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そしたら客間に通されていきなり家族全員に迎えられた。
知らなかったけど、
彼のお兄さん夫婦が同居してて彼を含めて総勢5人。
母親と兄嫁さんが食事の用意するからって
途中で席を外して、後はなんやかや質問攻め。

そして食事の支度が出来たからとダイニングに移動。
田舎の家だからダイニングって言っても
15畳かそこらあって、テーブルも余裕で大きい。

そこで用意されていたのはかにすきだった。
立派な太い足が一杯用意されていて
「さあさあたんとお食べ~」って感じで豪快だった。

正直言うと、鍋かぁ・・・やだなぁ・・・って思った。
見渡した限り、菜箸とかなかったし。
案の定、みんなそれぞれ舐った箸を突っ込みまくりで、
しかも箸先の食べかすとかついたまま突っ込んでたし。

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ごはん粒が付いたままの箸を突っ込んで、
かまぼこ引き揚げたときには
ごはん粒が消えてるのをモロに見てしまって
なんか・・・なんか・・・なんかイヤーーーーーーーー!!!
って感じで。

食欲がわかなくて、最初に器にとったものを
少しずつ食べて間を持たせていたら
そのうち彼のお父さんが
「ほら、遠慮せず食いなさい!
しっかり食わんと元気な子は産めんぞ」とか言って
自分が舐った箸でカニと白菜を私の器に入れてきた。

それをどうしても食べられなくて
「ごめんなさい、甲殻類のアレルギーがあって・・・」
と嘘ついた。
そしたらお母さんが
「あらっ、うちはしょっちゅうかにすきするから
カニがダメな子はうちの嫁にはなれないわよ」って。
なんだか微妙な空気になって
その後は私はごはんとお漬物だけ食べて帰ってきた。

彼が送ってくれる途中ずっと無言で、
翌日彼からラインで別れ話が来た。
家族があまり私のことを気に入ってないんだって。
付き合いが続けば延長上に結婚もありうるんだから、
家族に好かれていないのなら
早めに止めた方がいいと思うって。

彼の言う事も分かる。
多分私はあそこには入れないと思うし、
早めに分かって良かったんだろうな。

だけどなんかモヤッとする。

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