上司どうしのある現場を見てメールで「大切な話がある」。その後2人で出張に行くことになり

ふぅ。気がおもい。眠れん。
明日、女上司(毒)と二人で出張なんだが、
その上司の不倫現場を目撃してるんだよな。
上司はそれを気づいてるっぽい。
メールで「大切な話もあるから」って
わざわざ送ってくるし。

あ~体調崩れないかなぁ

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喋ることなんもねぇよ!
たぶん、晩飯を一緒にって言ってたから
そこで話してくんだろうな…

食事は驕られそうだった。
先回りして払ったけど、いい値段したぞ。。。。

不倫の話、やっぱりでました。
「相手も誰かは知ってたけど直接の上司ないし、
誰にも言わないです。」
って言ったら
「違うの、実は止めたいの。」って話になった。

本当かどうかし解らないけど女上司の話だと
「合同企画のときの
打ち上げ会の帰りに関係を持ったんだけど、
3回目で不倫してるのはやっぱ嫌と強く認識。
でも、隠し撮りの動画で脅されてるの。」
と言われたよ。

相手の奥さんに話せば?と言ったら
「そうしたいけど、今の仕事を失いたくない。」
の保身と言えば保身の発言。

……どうしよ。
唯一の救いは
男女の出張だったから部屋が別々なことだ。

出張は無事に終わりました。
帰りの新幹線もつらかった。
女上司とは出来る限り距離置きます。
もう一人の上司は可能な限り関わらないようしますわ。

あ~、今夜は寝れる。。

上司同士の不倫を知って、
迂闊にも「誰にも言わない」と言ってしまった俺。
年末、男上司の部署にヘルプに行かせれる。
どこから俺が見たって話が伝わっていたみちいで、
そこで男上司から脅しに近い発言を受ける。
バラしたら解るよね?的な。

「なんことです?」とかトボケてかわしていたんだけど、
年明けのある日、女上司が飲み誘いしてきた。
断ったんだが、かなり切羽詰まった顔をしていたので、
話を聞くことに。

案の定、奥さんにバレた、慰謝料を請求されてる。
あなたバラしたの?的なことだった

勿論、話してなんかいないので
「俺は話してませんし、第一、男上司の家知りません。」
といった。
そして
「このさい、男上司に脅されてると
奥さんに話していいと思いますよ」とも言っておいた。

それからなんやかんやと距離を置いてたら暫くして、
女上司が俺に残業を押しつけてきた。
俺と話をするために。
そんで、いきなり俺に弁護士からの慰謝料請求書を見せ
「お願い、明日、彼の奥さんが来るの。
あたしがあなたに相談してた。
脅されてたって言って欲しい」と懇願せれた。

巻き込まれたと思った。
かなり渋ったけど、「なんでもするから!」言われて
「会社にすべて話す。」を条件に承諾した。

次の日、男上司とその奥さんに女上司の家で会う。
奥さんは払うもの払えば
会社には言わない的なことを言ってくる。

なんか、
ネットで読んだりするのと違うなぁとかおもってたんだが、
男上司の顔があまりに普通なのに気が付いた。
バレて憔悴してるわけでもなくさ。
変だなぁと感じて。

女上司は
「最初は確かに流されました。
でもそれ以降は
撮影されたビデオがあると脅されて強要されてました。」
と言うと、奥さん
「別にそれはどうでもいいの。
あなたが夫とそういう関係にあったことは
変わらないんだから。」ともっともな言い分。

暫くは奥さんの独壇場に。
見かねて俺が助け船みたいに口を出した。

「そちらの言い分はもっともですが、
脅されてなら犯罪の可能性もありえますし、
こちらも弁護士を…」と言い終わらない内に

「そう言えば、あんたは誰?この女の何?」
の一言。

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そりゃ、そうだわな。
なんて考えてたら女上司がまさかの一言
「私の部下で現在の恋人です。
彼のおかげで、男上司との関係を
終わりにしようと考えてた矢先、
今回のことがありまして。」

はぁ?って、感じですよ。何言ってんの?この人?

男上司も目が点になり俺は口開けて絶句。
慌てて「そ、そう言うことなんで、
とにかく、こちらも弁護士を立てます」を何とか言う。

次の瞬間に
「あなたなにやってんの?
男いないっていってたじゃん!」

奥さんが怒り出す。

どうやら、わざと旦那に浮気させて
慰謝料を取るをしていたみたいで、
今回もその口だったみたい。
俺は弁護士立てますの一点張りをし
とりあえずその場から上司夫婦を帰した。

で、会社のほうも大変だったんだけどここは省きます。
バレるかも知れないので

俺はそれから
大学に進んで弁護士になった友達に
連絡とってやってもらおうとしたら
「俺、そう言うのダメ。
でも、先輩で独立した人がいるから紹介しやるよ」
と言ってくれた。

紹介された弁護士さんに会いに行くと「難しい」の一言。
女上司がそのビデオの存在を確認してない。
美人局的なことをしてるが、
先の話し合いから時間が経ってる。
言い様はいくらでもある。

他になにかあっても
減額が精一杯かも的なことを言われてしまう

まぁ、仕方ないか。と他人事だし、
女上司も諦めかけてた。
取り敢えずお願いしてその場を後にしようと思って。

弁護士さんが
「相手の弁護士の名前教えてもらえます?
こちらから相手側に会うには
相手に弁護士がついていたら、
その弁護士に許可もらわないと会えないんですよ。」
と言われた。

女上司は相手の弁護士の名前は知らないんですが。
と言うと
「いや、弁護士名義で慰謝料請求来たんでしょ?
その封筒を持ってきてください。」

しかし、女上司は
「奥さんから渡されて普通の茶封筒でした。」
と答える。

弁護士の顔曇る。
その請求書を持ってきてくれと言って
後日持って行くとゲラゲラ笑いだした。

どうやら慰謝料請求書は良くできてるけど
弁護士が作成したものではないらしかった。
良くできてるし中々見るものじゃないから
解らないのは当然らしい。

で、次の日に男上司宅へ。
話し始めれば弁護士の独壇場。
男上司にはビデオの存在の有無。
奥さんには美人局の可能性があり犯罪になるなど。

観念したのか、男上司が話し始める。

かなり前、株で損した二人。
なんかいい方法ないか?と考えたのが今のやり方。
一度、既婚者にそれをしたら
相手の家族から慰謝資料を請求されてからは、
独身を相手にしてたらしい

この事は会社にも報告、男上司クビ。
奥さんも美人局認めたものの、
女上司がとくになにもしなかったのでなんもなかった。

ただ、俺だけはなぜ女上司と結婚することになった。

女上司の嘘からでた誠なっちまったんよ……

省いた会社の所で、色々あってね。。。。

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