昨日生まれた記念に若かりし頃の思い出話投下。
嫁が妊娠4ヶ月くらいの時、上司に散々振り回され、
責任押し付けられて俺の仕事辞めたい病が再発。
散々もめた後嫁が一言。
「じゃあ子供堕ろす」
「はぁ?お前何脅してんの?」
って逆切れしたら嫁が
「そうじゃない。子供がいたら私が働けない。
私と貴方二人だったら、
貴方が仕事を辞めても私が何とか食べさせていける。
貴方のことを一番大事にしていける。
でも、子供ができたらそう簡単にできない。
どうしても子供を優先しなくちゃいけなくなる。
今なら子供はまだうまれてないし貴方の方が大事だから、
子供を諦めて貴方との人生を選ぶ。」
…って泣きながら言うんだわ。
これはマジで効きました。
子供できたときあんだけ嬉しそうだった嫁が、
泣きながら子供諦めるっつーんだからさ…
流石に俺も頭が冷えて
「別にそんなの今決めることじゃないし…
仕事辞めたいってだけで本当に辞めるわけじゃないんだから…」
と妙に言い訳くさいことを言って嫁を宥めた。
その後、俺も再度仕事にいきだして、
しばらくしたら嫁のお腹が大きくなってきて
嫁の中でグルグル動き回る子供を触って、
二人で名前決めて、実際生まれた子供を抱っこして
毎日風呂いれて、自然に愛情が沸いて…
この子と嫁のために二度と仕事辞めたいなんて言わねぇって
自然に思えるようになった。
その後も理不尽な上司に振り回されて愚痴吐くこともあったけど、
絶対辞めるなんていわなくなった。
そういう俺も、昨日二児の父になって、
最近やっと人を使う立場になった。
子供って親を成長させるよなー
まだまだ未熟だけどさ、俺も。