知らない女の子の結婚式の招待状が届いた事。
さらに友人スピーチの依頼が書き込んであった事。
さらにさらに、それに出席した私に、
これを読んだ人が衝撃を受けると思うw
招待状に
「友人スピーチよろしくね。」△山○子
……誰?
母親も父親も「?」祖父も叔父も「?」
住所から推測すると
小・中は同じ学区なので卒アル開いた。
ここで母親が
「あっ?」
知り合いのPTAママと△山母が一緒にいたのでお辞儀した。
以来スーパーで会うとお辞儀するようになったと言う。
いやいや、それだけじゃ結婚式呼ばれないでしょう。
幼馴染とリサーチ。
同じクラスだった子何人かと連絡がついた。
○子ちゃんは異様な程無口だったのでからかわれたりしていた。
子供ながらもこんなに無口なのは病気とか理由があるんじゃないかと察し、
誰も遊ぼうとしなかった。
中学までのクラスに喋った事ある子がいないので性格は不明。
多分遠く離れたダメ私立高校に行ったらしい。
情報はここで途絶えた。
調べてる内に思い出したけど、
休み時間に机に顔を貼り付けるように
俯いていた子(クラス前を通過すると真っ先に目がいく程だった)
あれが○子ちゃんだ。
幼稚園からの幼馴染に聞いても知らないと言う。
「友人スピーチって親友認定じゃね?
身にに覚えがないのに親友認定がありなら、記憶になくても
イジメ加害者って思われてるかもよwでさ、
仕返しにステージで天井から豚の血をかけられるのw
なんて冗談だけどw」
冗談どころかありえそうなんだけどw
行かない気でいたら招待状が届いた翌日には
両親&祖父母の話し合いがついてた。
「金はやるから行ってこい。」
嫌~~~~~~~!
ここで父の仕事やら、祖父の仕事のしがらみを説かれ、
しぶしぶ出席に○をした…
でもスピーチは別の人に頼んでねと隅に書き込んだ。
恐々行ったら
「ずっと会いたかったんだよ」
と腕にしがみつかれてゾクゾクっ。
しかも泣きそうに潤んだ目。
私とあなたの間に何があったのと言えない雰囲気。
式が始まると司会者の人がスピーチに私の名前を呼んだ。
やっぱりそうなのね…
「…○子ちゃんおめでとうしあわせにね」
ボソボソとこれだけいって席に戻った。
私以外の友人席の人達は辛うじて正装はしてるものの
黒髪スッピン寝グセ、髪が長い子は黒いゴムで後ろに一つ縛り。
誰も会話しないし不気味すぎて話しかけにくい。
新婦側だけ葬式並みに静かだったよ。
スピーチしたら新婚旅行のお土産パターンありかなって思ったけど、
あれ以来音沙汰がない。
なんだったんだろうね…
書き漏れ。
○子ちゃんは同学年だけどクラスも部活も接点ゼロでした。