友人のA子は落ち込んだ母を支え、高校からはバイトをして家計を支えた良くできた子  と思われている  でも本当は違う

この前友人であるA子が結婚式をあげた。
A子は私の事を小学校時代は大親友→中学で思春期特有の
下らない理由で喧嘩別れするも成人式で再会→今では結婚式に呼ぶ友人
と思っている。

この結婚式の私以外の人間(新郎側も含む)はA子の事を
中学生で父親を病気でなくす。
その後母の手一つで育てられた。

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今でも父ことは大好きで頻繁にお墓参りをするし
新郎には真っ先にお墓の父に挨拶をさせたくらい。
父が若くして亡くなったせいか少し病気や健康と言ったことに煩いけれど、
それも新郎を思っての事。
落ち込んだ母を支え、高校からはバイトをして家計を支えた良くできた子
と思われている
でも本当は違う。

A子とA母はA父が病気になった途端離婚を突きつけた。
A父は離婚した後病気が良くなることもなく亡くなった。
ちなみにA母がどうして離婚したかと言うと
「病気を治したいA父の邪魔になるから、自分達がいるのは重荷になるから」
という理由から。
小学生の頃大親友だった私達はA家でよく遊んでいた。
A家は自営で社交的なA母はよく私の相手もしてくれていた。
六年生になった頃にA父が病気になったことをA子から告げられて、
ついでに「離婚するから中学から母の旧姓になるかも~○○っていうの」と言われた。
私はA母に「病気なのに離婚するの?」と聞いたら
「病気だから離婚するのよ」と上記の事を言われた。

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A子自身もA母の意見には何も疑問を持たなかったようで
「私達がいたらお父さんだってお金の心配とかしちゃうし」と平然と言っていた。
私は漠然とだけど家族って支え合うものだと思っていたから
それが凄く不思議だった。
その後にA母から「この事は家庭の事だからあまり言わないでね」
と優しく諭された。
正直その言い方と表情が怖くて私は周りに何も言わなかった。
でも今すぐA子とは離れたくなった。
でも6年間仲良くしてたし、その頃はクラス内でいじめがでてきて
全体が敏感になってたからA子と離れることはできなかった。

中学は別々だった事もあり、今がチャンスだと確信して
わざとしょうもない喧嘩をしてA子と連絡を断った。
成人式で再会した時が修羅場。
そして結婚式の時にA母に会い、
当時の話し方や表情をより鮮明に思い出してしまったことも修羅場。
夢でみて飛び起きたくらい今でも怖い。
今でもA子はあの離婚を正しいと思っているのかはわからない。怖くて聞けない。
ただ結婚式でA子は新郎君と「健やかなる時も病める時も~」と誓っていたが、
あの頃のままならその約束は守られることはないのかも…と思ってしまう。
結婚で彼女は遠方へ引っ越していった。
新郎君には悪いが何も言わずこのままFOする予定。

結婚式では私以外の新婦友人は高校、
大学時代の友人だったので何も知らないようでした。

私も結婚して地元を離れているので
もう何も知ることはないと思います

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