「ご飯にする?お風呂にする?それともリ・コ・ン?」

5年前の話。
元義父母が泊りがけで遊びに来たときに、
元夫に離婚を切り出した。

滞在中、元義父母はわがまま三昧プラス嫁いびりに精を出す。
これはいつものことで、元夫は私に我慢を強いるだけ。
元夫への愛情でなんとか我慢できてる状態だった。

でも、元夫の浮気が発覚。
前々から怪しんでて、いわゆる興信所みたいなところに調査を
依頼してたんだけど、その結果を、元義父母が帰る前に聞いた。
で、枯渇寸前だった愛情も枯れ果てた。

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元義父母と食事を終えた後、元夫帰宅。
リビングに入ってきた元夫に、笑顔で、

「ご飯にする?お風呂にする?それともリ・コ・ン?」

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と聞いた。手に持つ緑の紙には私の分だけ記入済み。
呆気にとられる元夫、義父母に、離婚の理由、証拠があること、
慰謝料請求もするつもりであることを告げた。

それらは全部おどけながら言った。
反論されても謝罪されてもずーっと。
そうしてないと泣きそうだったからなんだけど、
多分ちょっとおかしくなってた。

元夫に「何ふざけてるんだ!!」って言われときに、
「ふざけてんのはテメエだよ!!!」って
言ったのが唯一切れた瞬間かな。

あとは最低限の荷物と忘れないように証拠を持って、
ビジネスホテルへ(実家遠い)。
結構勢いに任せてやったんで、我に返って弁護士探しとか苦労した。

その後は元夫に粘着されたりして、すんなりとは言えなかったよ。
でも、幸い知り合いから離婚問題に強い弁護士さんを紹介してもらえて、
その人に一任してからは楽だった。裁判までもつれこまずに済んだし。
浮気相手の女性にも慰謝料は請求したんだけど、
いいとこのお嬢さんで婚約者もいたらしく、
そっちはそっちで修羅場だったようだ。

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