白血病を発症し5年生きれるか分からない状態で嫁は毎日病院へやってきてくれました

とりあえずスペックから
私 45歳 180/63 老け顔 スーツ着ると画に描いたような執事っぽくなります
嫁 39歳 159/?? 童顔で未だに可愛い アナウンサーっぽい顔

最後にパルプンテを唱えたのは結婚式。この時私は26歳でした。
普通に結婚して、普通に子供が産まれて、普通に昇進してと、
幸せな暮らしをしていました
当たり前の事が当たり前にできて、
当たり前のものが当たり前のようにありました。

ところが、私が36歳のとき、事態は一変。
私は白血病を発症しました。
五年間生きれるかどうかはわからないとのことでした。
その年で発症するのはなかなか珍しいそうです。

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抗がん剤治療で心も体も病んでゆく私。
それでも嫁は毎日病院へやってきてくれました。
彼女の助けのおかげか、なんだかんだで命はもっていました。

そして39歳の寒い寒い雪の夜、
とある方に脊髄を分けて頂く事になりまして、
移植手術に臨むことに。

手術は無事成功し、その後は段々と快方に。
抜け落ちた髪も徐々に生えてきました。

そして一年前、医者から完治の報告が。

今でも薬は少量ですが飲み続けておりますが、
激しい運動が禁止されている以外は、
普通のおじさんと変わらない生活をしています。
今は子供は3人、高三の長女、高一の長男、
2歳の次男の3人がいます。

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告白記念日であるバレンタインデーの昨日(一昨日)の夜、
夕食のあとにチョコレートを持って来てくれた時に

「嫁子も育児で辛かった時期にお荷物を増やしちゃってごめん。
そしてありがとう。今までも、これからも愛します。」

嫁は私の胸の中で号泣。
泣きやませるためか、その先を見越してかはわかりませんが、
「弟たちは私が見ておくから。」と、娘が。

いつの間にこんなに大人になったのやら……
嫁をなだめてから、ベッドへ。最近は3人で寝ていたので、お久しぶりでした。
仕事帰りに買ったちょっと高いワインとともにお互いの身体を楽しみました。

朝ご飯は娘がやってくれていたようで、
私たちは10時まで寝ていました。遅い朝ご飯を食べてから、
「せっかくの休みだし、二人でどっか遊びに行ったら?」
との声に甘えさせてもらい、ちょっと離れた観光地へ。

のんびり、ゆっくりした時間を過ごしました。
旅館で美味しい食事と、温かい温泉を楽しんだ後、
今までの苦労やら何やらを語りあっていると、
「四人目は女の子がいいかなぁー」と嫁が。

まあ、そんなこんなで隣で寝ている嫁は今でも可愛いです。
愛してます。

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