結婚式で新婦が親に恨みをぶつけていた

披露宴で、親に恨みをぶつけるに立ち会った事がある。
新婦の両親は、世間一般的に見て
立派な職業に就いているが、
子供には無関心。

子供を放置して、仕事と趣味に勤しんでいた。
幸い、新婦は近所の親切な親戚が、
ほとんど全て育ててくれて、ぐれずに済んだけど。
親は、育児を親戚に押し付けている事を隠して

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「子育てと仕事を両立。趣味も疎かにせず、輝いているアテクシ」

と、マスコミにも何度か紹介されていた。

新婦、披露宴での「両親への手紙」で、
両親の育児放棄を暴露すると共に、
育ての親な親戚に深く感謝を捧げ。
花束贈呈でも、両親の前を素通りして、親戚の元へ

「だって、私を育ててくれたのは親戚だから。
私が熱を出して苦しんでいる間、両親は仕事ならまだしも、
遊んでいたり。その間、私を病院に連れて行って、
お粥を作ってくれたのは親戚だし」

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「中学からは全寮制の学校に行ったけど。
夏休みに帰宅しても、両親はバカンスや仕事で、
家にいてくれた事はなかった。結局、寮が再開されるまで、
親戚宅のお世話になったし」

「グレようかと思ったが、血の繋がらない姪に、いろいろと良くしてくれた、
叔母さんが悲しむかと思うと、出来なかった」

怒って詰め寄る両親に、そう答えていた。
両親は、来賓の手前かなり立場を無くした模様。
客の大半が「育てて貰った恩を忘れない。
いい話だなー」だっただけに。

自分は新婦関係者。
恨み事よりは、育ての親への感謝を全面に出していたせいか、
全般的にいい話しで落ち着いていたけど。
親戚への感謝エピに、両親からのネグレクト話しも、
しっかりと織り込んでいたけどね。
後で新婦は

「自分の子供(新婦従兄弟)だけでも大変だったろうに。
その上に血の繋がらない私も育ててくれて。
親戚の有り難みは、大人になるにつれて身にしみた。
だのに、感謝もせずに、自分の手柄の様に振舞う両親が許せなかった」

て語っていたよ。

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