夜勤激務+残業+悪天候の中帰宅、で、
何か妙にテンションが上がってしまい
誰もいない家(父・仕事、母・パート)に
「たっだいまああああんはあああん疲れたあああはあはあはあああん!」
と滑り込む様に帰宅して
擦り寄ってきた猫たちを赤ちゃん言葉と
ムツゴロウさん的なペロペロで散々かわいがり
「お腹すいたぁ!おにぎり食べるぅん!
その前にお風呂ぉ!っていうかウ○コ出ちゃうしー!」とか
楽しんごみたいなオカマ声でしなくていい実況して、
ついでに何発か屁もしたら
客間(普段は物置にしてる()の襖がガラッて開いて
遠方に住んでる兄夫婦が顔真っ赤にして出てきて、
私の顔見るなり爆笑した
衝動的に家飛び出してきてもう2時間
携帯と車の鍵だけポケットに入ってたけど
免許置いてきたから車で移動できないし
財布もないからネカフェやファミレスに待避することもできない
傘もないのに雨も風も強くなるばかり
近所の図書館に避難して入口で座ってたら
職員の人がタオル貸してくれて、温かいお茶まで飲ませてくれた
19時で閉館だし家のご飯作らなきゃだしで
覚悟を決めて(でも兄夫婦がいない事を全力で祈りつつ)
帰宅してドア開けた
義姉「…おっかえりいいいいんんんふおおおおっふおっふおっふ!」
(廊下の角に腰カクカクしながら)
兄「○○ちゃーん!(私)かわいいねぇかわいいですねぇ
骨太で筋肉質!実に素晴らしい!」(タオルで私の頭拭きながら)
私「………」
兄「誰だって人目がなければ同じようにはじける事くらいあるから」
義姉「わかるから!普通だから!」
と真っ赤な顔で諭された
お兄ちゃんとお姉さんは大人だった
風呂後、皆で鍋つついて、雨風が弱まったので兄夫婦は帰っていった
暫く布団の上でジタバタ悶えてから寝る