道が混んでいて苛々していた私達は姪をほったらかしにして各々好きな事を  していたのだが

結構前の話。
母と姉と姉の娘と私で母の実家へ帰る為
車で近畿から九州へと向かっていた

高速を乗り継ぎひらすら進む車内で、
まだ2歳程度だった姪は当たり前だが
ぐずりだした。

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道が混んでいて苛々していた私達は
姪をほったらかしにして各々好きな事を
していたのだが、あまりにもシカトされ続けた姪が
突然黙り込み、そして
ぽつりと

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( ゚д゚) 「…一人や・・・」

と呟いた。
その頃姪はまだほとんど言葉を喋っていなかった
というのに突然孤独宣言。
哀愁すらただよっていた。

その後車内は祖母馬鹿・親馬鹿・叔母馬鹿の三人が
「クララが立った、むしろ走った!」
という感じで盛り上がり、
姪をワッショイした。

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