月のお小遣い3,000円の同僚。病気の時も「あんたの病院代なんて無駄金」と言われていた

10年程前に一緒に働いていた同僚の
ポジティブ思考に衝撃を受けた話。

同僚Aさんは当時40代半ばで
同い年の奥さんと4人の子供と6人で暮らしていた。

そんなAさんの月のお小遣いは3000円。
彼は煙草もお酒もするけど
3000円じゃ買えないので禁煙禁酒してた。
まぁ禁煙禁酒しても
1日100円しか使えないんだけど。

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朝食は家では用意されず、
昼食は激安スーパーの見切り品を
数日に渡ってチョビチョビ食べるので
夏場はよく腐ったパンとか食べてお腹を壊していた。

夕食の用意は2日~3日に一回で、
それもハンバーガー一個とかポテトとかそんなん。
たまに子供達が食べ残した野菜の切れ端。
当然だがAさんはガリガリに痩せ細っていて
顔色は悪くいつもお腹をすかせていた。

見兼ねた同僚がパンやコーヒーや
煙草を少しずつ恵んで、
中にはカップラーメンをあげる人もいた。
が、お湯を入れる場所がないからと
カップラーメンを生でバリバリ食べて
またお腹を痛めていた。

誰がどう見ても悲惨な生活を送るAさんだったが、
本人の感覚は違ったようだ。

Aさんはよく家族の自慢?話をしていて その内容が以下。

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日曜日しか休みのないAさん。
普段あまり接せられない子供達と
皆で日曜日はご馳走を作ってパーティーするのが
楽しみだという。

そのご馳走ってのが、
小麦粉を水で溶いて焼いただけの具なしお好み焼き。
また、米をミルクで煮ただけのミルク雑炊。
週末になると2日くらい
水だけ飲んで生活しているAさんには
高級メニューだったようだ。

結婚してから服を買ってもらったことはなく、
独身時代から持ってる服を着回している為
どの服もほつれまくり。
それを見て子供達が
「何それウケルー」って笑うんだって。
笑いが絶えない仲良し家族だって自慢してた。

「そんなダサイ格好してる親なんて一緒に歩けない」
と子供から言われたのも
「うちの子シャイだから」で済ませていた。

体調不良で倒れて怪我した時なんて、奥さんに
「あんたの病院代なんて無駄金。
行きたきゃ小遣いから金払え」と言われても笑っていた。
「うちの嫁しっかり者だから助かるよ」とか言ってた。
ちなみにAさんがいない時、
子供達と奥さんは高級レストランで豪遊してたらしい。

結局最後は奥さんに家から追い出されて
実家に転がり込んていた。
そのまま離婚になったが
「養育費の他に生活費もよこせ」
と言われ言いなりになって、
月2万だけお小遣いとして貰い残りは元嫁宅へ送金。
周りがATMにされてるだけだよと言っても聞かず、
なんと「嫁は別れても嫁」「いつまでも家族」
とか言って元嫁に貢ぎまくる。

その後、元嫁から頼まれたと言ってサラ金に。
借金が500万近くになったところでAさんは退職して、
今は何をしているのか分からない。

離婚した相手に対し、
俺らは一生家族。頼まれれば何でもして当たり前。
そんな人が世の中いるんだなーと思って衝撃。

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